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2023/12/21
笑顔で声も気分も明るく!表情筋を刺激してシワやたるみを撃退
長いマスク生活によって、表情を人に見せないことが増えたことで、以前より顔が老けて見えたり、たるみが気になるようになったと感じる方が増えているそう。表情筋は使わないとどんどん衰えていき、シワやたるみの原因になったり、発声にも悪影響を及ぼしたりします。そこで今回は、表情筋を鍛えて豊かな表情、発声を取り戻すための方法を紹介します。
長いマスク生活によって、表情を人に見せないことが増えたことで、以前より顔が老けて見えたり、たるみが気になるようになったと感じる方が増えているそう。表情筋は使わないとどんどん衰えていき、シワやたるみの原因になったり、発声にも悪影響を及ぼしたりします。そこで今回は、表情筋を鍛えて豊かな表情、発声を取り戻すための方法を紹介します。
コロナ禍で表情筋が衰えた?
表情筋とは、目や口、鼻などを動かす筋肉の総称。前頭筋や眼輪筋、口輪筋など、その種類は多種多様で、これら一つひとつの働きにより、私たちの表情は作られています。
この表情筋は、身体にある筋肉のように骨と骨とを繋ぐのではなく、骨と皮膚とを繋いでいるのが大きな特徴。そのため表情筋が衰えてしまうと、皮膚を支えることができずにたるんでしまったり、シワができてしまったり、さらに舌も筋肉の一つであるため、滑舌に影響を及ぼしてしまう可能性もあります。
そして近年、表情筋が衰えてしまった原因としていわれるのが、コロナ禍の自粛生活です。その理由は大きく二つ考えられます。
一つは、リモートワークなどが増えて、外に出ず一日中座って仕事をする人が増えたこと。例えば意識的にピシッと背筋を伸ばした状態で、顔だけ脱力しようと思ってもうまくできませんが、背中を丸めて姿勢を悪くしていると、顔はいくらでも脱力できてしまいます。自分一人しかいない空間で仕事をしているとどうしても姿勢は悪くなりがちで、姿勢が悪くなると表情筋を使えていない状態になりやすく、そうした期間が長く続くことで表情筋が衰えてしまうのです。
そしてもう一つが、自粛生活によって人と会う機会が減ってしまったこと。表情筋の中には、自分の意志で動かせる筋肉もあれば、人と話をしたりリアクションをしたりする中で無意識に動く筋肉もあります。人と会って話す機会が減れば、それだけ表情筋を使う機会も減ってしまうということです。それが、表情筋の衰えへと繋がってしまうのです。
表情筋を鍛えるとこんなに良い効果が!
使わないことで衰えてしまう表情筋ですが、逆の見方をすれば、しっかりと使っていくことで鍛えられるということでもあります。いま表情筋が衰えたるんでしまっていたとしても、意識的に使っていくことで、元の状態に戻したり、より良い状態にすることもできます。
表情筋を鍛えることによるメリットはさまざまありますが、例えば、いきいきとした表情をつくれるようになることで、相手に良い印象を与えられるようになります。口角が上がっていればそれだけで明るい印象を持たれますし、笑顔でいることで自身の気持ちも晴れやかになる効果が期待できます。
こうした表情や気持ちは声色にもあらわれるので、コンタクトセンター業務などの顔が見えない状況で話をする時も、暗く沈んだ表情でいるより良い印象を相手に持ってもらうことができるでしょう。
他にも、顔が引き締まることでパーツがはっきりとし、シワの改善や肌のハリがよくなるなど美容効果が期待できます。「年齢よりも老けて見られる」「最近肌に元気がなくなってきた」といった悩みがある方は、表情筋をしっかりと使えているかという点にも着目してみると良いですね。
表情筋は筋肉なので、程度の差こそありますが、年を取ってからでも鍛えることは可能です。思い立った瞬間からはじめて、しっかりと効果を期待できるのも大きなメリットと言えます。
表情筋を効率良く鍛える簡単な方法とは?
ここからは、表情筋を鍛えるための方法について、具体的な手法を「グッズなし」と「グッズあり」の2パターンで、それぞれ紹介していきます。
➀グッズなし
目と舌を動かして顔全体を運動
舌を出し、左右に大きく動かします。さらに、その動きとは逆方向に目線も動かすようにすると、顔全体の体操になります。最初のうちは難しいかもしれませんが、慣れてくるとスムーズにできるようになりますよ。
緊張と緩和で表情筋を刺激
目も鼻も口も、顔のパーツ全てを思いきり中心に集めて、顔面をくしゃくしゃにしてください。そして、これ以上くしゃくしゃにできないというところまで行ったら、今度は思いっきり力を抜いて緩めます。緊張と緩和を繰り返すことで、顔全体の筋肉を刺激します。
大きな口を開けて発声
普段よりも大きく口を開けて、さらに舌も目いっぱいに使いながら、発声をしてみましょう。声を出すための筋肉が刺激され、発声がよりスムーズになるはずです。
②グッズあり
ペットボトルを利用する方法
柔らかいペットボトルを使って、風船のように空気を入れたり、逆に空気を抜いてつぶしたりしてみましょう。腹式呼吸で身体の筋肉も使いつつ、大きく呼吸をすることで口周りの筋肉も刺激できます。
割りばしを利用する方法
割りばしを唇ではさみ、その状態のまま「イーッ」と大きく声を出してみましょう。割りばしを保持した状態で声を出すのは意外と難しく、普段は使わない顔の筋肉を刺激することができます。
表情筋のトレーニングも通常の筋肉トレーニングと同じく、やりすぎは禁物。筋肉は休むことも大切です。トレーニングのし過ぎは逆に、シワやたるみの原因になるので、無理なく継続していけると良いでしょう。
ちょっと一息のコワザ
トレーニング以外にも日常的に表情筋を動かす事が重要です。
表情筋は意識的に動かすことも大事ですが、生活スタイルなどを見直せば、意識しなくても十分な量の運動をさせることができます。ここからは、表情筋を刺激するために効果的な日々の心得について紹介します。
人と会って会話する
人と会ってたくさん会話をし、大いに笑うことで、表情筋は自然と刺激されていきます。仲の良い友達と休日に出掛けたりするのはもちろん、仕事の休憩時間に同僚と話すだけでも効果が期待できますので、積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。
最終目標は結果ではなく行動に
「顔をスッキリさせたい」「滑舌を良くしたい」「シワを減らしたい」など、結果を目標にするのでなく、「顔をスッキリさせてあの服を着こなしたい」「滑舌を良くして仕事の成果を上げたい」「シワを減らして旅行先で素敵な写真が撮りたい」など、行動を最終目標にすると良いでしょう。そうすることで、日々のモチベーションを高く維持しやすくなります。
器具などを使うのもOK
美容系の器具などを使うのもオススメです。器具そのものの効果ももちろんですが、器具を買ったからには試さなければというモチベーションにも繋がります。表情筋は筋肉なので、使えば鍛えられ、使わなければ衰えます。だからこそ、表情筋を使い続けるということが一番大切なのです。
まとめ
- 表情筋は体の筋肉と同じように、使わなければどんどん衰えていくので要注意。
- 表情筋を鍛えることで、自然と表情も気持ちも上向いていくはず。
- 人と会って会話したり、きれいな姿勢を意識したり、簡単な方法や習慣で良いので、長く継続していくことが大切です!
<監修>
長岡 智津子 (Feel株式会社 代表取締役)
ソシアルダンス教師/ラジオ体操指導員/トレーニング指導士/スポーツプログラマー など
日本体育大学を卒業後、国立競技場トレーニングルーム勤務。
35年以上健康に携わる指導(健康増進体操・ソシアルダンス・ポールウォーキングなど)を1週間に150人以上指導。
楽しく・美しく体を動かすことをモットーに性別・年齢を問わず、多くのメニューで心身の健康増進と生きがいづくりのプログラムを提供。
非日常的な体験企画も提案し笑顔溢れる人生の道先案内人。
Feel株式会社 https://www.feel-nagaoka.com/
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