FastSeries ブログ

前回の「テクマトリックス CRM FORUM 2020」は2020年1月と2月にフィジカルで開催しまして、まさにイベントを開催できるギリギリのタイミングでした。その直後に、ご存じのような状況になってしまったので、「フィジカルがいいのか？オンラインがいいのか？それともハイブリッドがいいのか？」を考えるところから始まりましたね。

実は、私たち自体がオンラインでイベントやウェビナーを企画したことがなかったんです。だから、オンラインで本当にお客さまが来てくれるか検証するために、私たち自身が外部のウェビナーに参加して学び、実際に小規模のウェビナーを開催することから始めました。

これまで「コンタクトセンターの働き方と、オンラインイベントはマッチしない」というイメージがあったのですが、開催してみたら申込数も参加率も高く、チャットで寄せられる質問の熱量もあって、思った以上に良い反応があった。そこで「オンラインでも大丈夫！」と実感しました。

業界全体に「コンタクトセンターは在宅勤務できない」という先入観があったなかで、コロナ禍になり、思い切って在宅勤務をするコンタクトセンターが増えた。そういうこともあって、オンラインに対するハードルが低くなったのかもしれませんね。

大変というわけではないのですが、私たちはYouTuberのように動画を通して人の気持ちをつかむことに慣れているわけではないので、コンテンツがきちんと伝わるものなのか、見やすいものなのか、お客さまもそれを見たいと本当に思ってくれているかといったことは、気にしています。

イベントの軸は変えないとはいえ、オンラインになることで準備しなければいけないこと、検討しなければいけないこと、はガラリと変わっています。作ったことのないイベントを作っているので、自分たちも試行錯誤しながら、また、ご協賛いただくパートナー企業様にもご意見いただきながらですね。

今、世の中が大きく変化していて、コンタクトセンターもこれまでの在り方を、大幅に見直さなければならない状況にあります。

「この問題は最新のITソリューションを使えば解決できるんじゃないか」となんとなくイメージはしているけれど、どうやって取り組めばいいかわからない、具体策にたどり着けないといったことで、実際動き出せない方々もいると思うんです。そういう方々に、このイベントを動き出すきっかけ、次の一手のヒントにして欲しいというメッセージですね。

そうですね、わかりやすく参考にしていただけるように、3日間それぞれにテーマを設けました。

1日目は、ITの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させるという概念である「DX（デジタルトランスフォーメーション）」、2日目がお客さまとのコンタクトチャネルの在り方を考えるための「顧客接点」、3日目はコンタクトセンターに集まるお客さまの声をどう活用するかという「VOC活用」をテーマにしています。

3日間のうち特に興味のある1日だけの参加でも良いですし、3日間参加すれば、より多面的に「次の一手」のヒントをお持ち帰りいただけるはずです。

じゃあ、特別におひとりだけご紹介しましょう！「青山学院大学 陸上競技部監督の原 晋（はら すすむ）さん」です。

コンタクトセンターも、駅伝もチームプレーですから。リーダーや管理職の皆さんに参考にしていただけるよう、監督の立場から、チームマネジメントの心得や、モチベーションキープの秘訣についてお話しいただくつもりです。

往路と復路の間の一夜でどのような声掛けを行ったのか…、なんてお話もお伺いできるかもしれません。

もちろん！例えばパネルディスカッションも、今までになかった注目の試みですね。

３日目のStreaming配信の枠で、「未来をつくるVOC活用」というタイトルのもと、パネルディスカッションを行います。アビームコンサルティング株式会社、株式会社野村総合研究所、PwCコンサルティング合同会社と大手コンサルティング会社のキーマンにご登壇いただくので、最新情報が聴けると思いますよ。皆さまにも積極的に参加いただいて、情報をたくさん吸収していって欲しいです。

今回、たくさんのFastSeriesユーザー企業様にもセッションいただきます。

ここでしか聴けない「生の声」、必聴だと思います！さらに、テクマトリックスの講演やパネルディスカッションにもご登壇いただきますので、チェックしてみてください。タイムテーブルでは【事例企業登壇】というラベルがついていますので、ぜひホームページをご覧いただきたいです！

それから、これまで製薬企業様限定で単独開催していた「Pharma Forum」が同時開催されるのも見逃せません。

もちろん、「テクマトリックスCRM FORUM 2021」に事前登録いただければ、製薬業界以外の方でもご参加いただけますから、製薬業界で使っているソリューションがご自身の業界に活かせる可能性を探りたいですとか、逆にご自身の業界のソリューションを製薬企業へ…という方にも、どんどんご参加いただきたいですね。

各日に参加しても実りがあり、なおかつ3日間参加してより知識を増やし、一緒に考えて。このイベントで身につけた知識を、自分なりに咀嚼した戦略として職場に還元できる。そういったイベントを目指していますので、勉強や情報収集に来ていただきたいです。